指示の受け方、仕事をもらった時のコツ
うまい仕事の受け取り方について。
仕事の指示を受けた時がイメージしやすいが、コミュニケーションする時に普遍的に必要なスキルだ。
指示をどう解釈したのかを話す
指示を出す人、アドバイスをした人は、どう伝わったのかを気にしている。
が、多くの場合「はい、わかりました」しか言われず、困る。
指示をどう解釈したのか、どう思ったのか、どう進めていけばいいと思ったのかを言わなければ、コミュニケーションは終わらないと思ったほうがいい。
進め方をシェアする
次どう動くのかをシェアする。
その場で思いつく限りのことを確認したほうがいい。
ファーストチェス理論というものがある。
「どんなことでも10秒考えればわかる。10秒考えてもわからない問題は、それ以上考えても無駄だ」
これは「ファーストチェス」の理論といい、実験で証明されている理論だ。
ファーストチェスとは、チェスを競技する際に5秒以内に打つというルールを指す。
ファーストチェス理論では、「5秒で考えた手」と「30分かけて考えた手」は、実際のところ86%が同じ手であることが実証されているという。
孫社長の言う「10秒考えれば十分」という言葉には、まさに裏付けがあると言って過言ではない。
つまり、指示を受けた時に進め方のイメージがついていない場合は、一人で考えても無駄なことが多いということだ。
できる限りの想像をして確認するのが大事だ。
次の話す約束をとりつける
指示を実行したあと、次はどのように報告するのか、相談があった場合はどうするのか、それはいつかをその場で約束する。
この約束をとりつけないからこそ、相談できずに悩んで死んでしまうことが往々にしてある。
約束をとりつけて、相談する精神的ハードルを下げよう。