人生イイカンジにする計画

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「この人バカだな…」と思ったことがある人は、人を上下でみてしまう癖をやめてみよう【横の関係】【アドラー心理学】

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筆者も「この人は馬鹿だな…」とか思うことがなくもない。

けど、それはあまり健全な思考ではないし、自分で自分の首を締めていると思う。

 

人に上下なんて存在しない

そもそも、人に上下は存在するのだろうか。

 

(物理的に上に浮かんでいる状態ならまだしも、)客観的には存在しない。上下でみようとすれば上下があるし、無いと思えば無い。

 

どういうことか。たとえば教師ー生徒でも上下ではなく、仲間であるとみることはできる。それぞれが役割を分担しているだけ。

 

「上下」は人間がつくりだした虚構にすぎない

 

アドラー心理学では「横の関係」という概念がある。

 

なんのことはない、人を上下の関係ではなく、横の関係でみよう、みたいな考え方だ。

 

上下で見ると、自分の首をしめる 

上下があると思いこむとどうなるか。競争のパラダイムになる


どういうことか。人間を上下で見るということは、自分もその関係の中に身を置くということだ。すると、下では誰でもいたくないから、上をひたすら目指そうとする。


つまり、「目の前のこの人」より上になろうとする。結果、まわりの人に優しく慣れなくなる。優しく慣れなくなると、仲間になりにくくなる。そうなると、人間関係がこじれてしまう。


同時に、「あの人より劣っているわたし」になる。自尊心・自己肯定感が下がる

 

比較が健全な成長心になればいいが、多くの場合、自己卑下になってしまう。こうなると面倒くさいことになる。無駄な自己卑下につながり、自分の人生を作り出せない人間になってしまう

 

競争したら負け 

人はひとりひとり違う。比較してもあまりいいことはない。もちろん、誰かを目指して頑張るのはいいことだけど、完全にその人になることは不可能。


競争して、たとえ勝ったとしてもまた自分より強い人が目につくだけ。いいことがない。

 

今日から、人を「横の関係」で見てみてはいかがだろうか。